①回答者年齢は19~24歳
大学別回答者の平均年齢は、九州歯科大学21・6歳、九州大学21・9歳、鹿児島大学21・7歳、長崎大学22・3歳、福岡歯科大学20・9歳だったが、5大学とも19歳~24歳が60%~70%を占めた。
回収結果は次の通り( )内は女子歯学生在籍者数
福岡歯科大学 81名(202名)
九州歯科大学 85名(259名)
九州大学歯学部 98名(115名)
長崎大学歯学部 94名(132名)
鹿児島大学歯学部 125名(151名)
合計 483名(859名)
②保護者の職業は5大学とも歯科医師が最多
各大学とも歯科医師が最多。次いで、全体割合では、公務員、会社員、医師が多かった。前回2002年度の調査では45%が医師・歯科医師であったが、今回は歯科医師が35%、医師が14%とあわせて49%とほぼ半数が医療関係だった。
やはり自分の跡を継がせたいと言う親の思いか、又は幼い頃から親の仕事を見てきての憧れか、他の職業よりもやりがいがあると言う意欲の現れであってくれれば大変嬉しい限りである。とくに、福岡歯科大学は医師が多く、鹿児島大学は公務員、会社員、自営業、医師の順に多かった。因みに福岡歯科大学は歯科医師、医師が70%を占めていた。
③受験動機は「歯科医になりたい」47%
「歯科医になりたい」がどの大学も一番多く、227名47%と歯科医不人気の時代にしては頼もしい限りである。次に「医学部の滑り止め」を挙げた大学は九州歯科大学、長崎大学、福岡歯科大学で医学部を目指していた学生は医療には関心があってのことだと思われるので歯科医になって、その実力を発揮してもらいたいものだ。九州大学と鹿児島大学は「偏差値の為」が次に多かった。「その他」では「医療従事者になりたかった」「親の仕事を継ぐため」といった回答が目立った。
④入学の理由は「医療に関心」が半数超
前回「医療に関心がある」は50%だったが今回は54・7%と半数以上だった。「親が歯科医」という環境も入学の第二の要因となっている。
各大学データでも「医療に関心がある」が最多数。入学の理由第2位は九州歯科大学、九州大学、鹿児島大学、福岡歯科大学が「親が歯科医」となっているのに対し、長崎大学では「ただ何となく」となっている。「その他」ではそれぞれ2名ずつ「手に職を付けたかった」「資格取得」「国公立だから」と言った意見が上がっている。一方、「社会的評価」・「高収入」などは、さほどの入学動機とはなっていない。
⑤入学後の心境は「概ね満足」と満足度上昇
全体データでは「良かったと思う」が6割に迫る。前回の4割に対して満足度は上がっている。これは親が歯医者、医者が多く比較的裕福な生活が出来てきた為か、はたまたゆとりの時代の為か、あまり欲がないように感じられる。
「期待に反した」学生が7・5%と前回の18%に比べて激減している。いい意味で欲がないのは経済的なことなのか。歯科医療の技術の向上には欲を出してほしいものだ。
全体の傾向と同じく大学別に見ても「良かったと思う」が大多数。「その他」では、「人間関係が面倒」「医学部の再受験も検討」と言った意見もごくわずかだが見られた。これはどの時代どの大学にもあることだと思う。おおむねの女性歯学生が、満足した学生生活を送っていることが見て取れました。
①回答者年齢は19~24歳
大学別回答者の平均年齢は、九州歯科大学21・6歳、九州大学21・9歳、鹿児島大学21・7歳、長崎大学22・3歳、福岡歯科大学20・9歳だったが、5大学とも19歳~24歳が60%~70%を占めた。
回収結果は次の通り( )内は女子歯学生在籍者数
福岡歯科大学 81名(202名)
九州歯科大学 85名(259名)
九州大学歯学部 98名(115名)
長崎大学歯学部 94名(132名)
鹿児島大学歯学部 125名(151名)
合計 483名(859名)
②保護者の職業は5大学とも
歯科医師が最多
各大学とも歯科医師が最多。次いで、全体割合では、公務員、会社員、医師が多かった。前回2002年度の調査では45%が医師・歯科医師であったが、今回は歯科医師が35%、医師が14%とあわせて49%とほぼ半数が医療関係だった。
やはり自分の跡を継がせたいと言う親の思いか、又は幼い頃から親の仕事を見てきての憧れか、他の職業よりもやりがいがあると言う意欲の現れであってくれれば大変嬉しい限りである。とくに、福岡歯科大学は医師が多く、鹿児島大学は公務員、会社員、自営業、医師の順に多かった。因みに福岡歯科大学は歯科医師、医師が70%を占めていた。
③受験動機は「歯科医になりたい」47%
「歯科医になりたい」がどの大学も一番多く、227名47%と歯科医不人気の時代にしては頼もしい限りである。次に「医学部の滑り止め」を挙げた大学は九州歯科大学、長崎大学、福岡歯科大学で医学部を目指していた学生は医療には関心があってのことだと思われるので歯科医になって、その実力を発揮してもらいたいものだ。九州大学と鹿児島大学は「偏差値の為」が次に多かった。「その他」では「医療従事者になりたかった」「親の仕事を継ぐため」といった回答が目立った。
④入学の理由は「医療に関心」が半数超
前回「医療に関心がある」は50%だったが今回は54・7%と半数以上だった。「親が歯科医」という環境も入学の第二の要因となっている。
各大学データでも「医療に関心がある」が最多数。入学の理由第2位は九州歯科大学、九州大学、鹿児島大学、福岡歯科大学が「親が歯科医」となっているのに対し、長崎大学では「ただ何となく」となっている。「その他」ではそれぞれ2名ずつ「手に職を付けたかった」「資格取得」「国公立だから」と言った意見が上がっている。一方、「社会的評価」・「高収入」などは、さほどの入学動機とはなっていない。
⑤入学後の心境は「概ね満足」と
満足度上昇
全体データでは「良かったと思う」が6割に迫る。前回の4割に対して満足度は上がっている。これは親が歯医者、医者が多く比較的裕福な生活が出来てきた為か、はたまたゆとりの時代の為か、あまり欲がないように感じられる。
「期待に反した」学生が7・5%と前回の18%に比べて激減している。いい意味で欲がないのは経済的なことなのか。歯科医療の技術の向上には欲を出してほしいものだ。
全体の傾向と同じく大学別に見ても「良かったと思う」が大多数。「その他」では、「人間関係が面倒」「医学部の再受験も検討」と言った意見もごくわずかだが見られた。これはどの時代どの大学にもあることだと思う。おおむねの女性歯学生が、満足した学生生活を送っていることが見て取れました。