【2026年度】
ちょっとした疑問や困りごとを気軽に
夏の厳しい暑さもようやく落ち着き、朝晩には肌寒さを感じるようになった9月29日20時より、女性歯科医師の会世話人会を開催しました。今回は協会に7名、Webから5名、計12名の先生方にご参加いただきました。
まずは7月12日に開催された「七夕トーク」の振り返りから。今年は「いまさら聞けない経営者のための税務・会計・財務セミナー」をテーマに開催し、34名の先生方にご参加いただきました。
七夕トークは、毎年講師の先生のお話が大変勉強になるのはもちろんですが、その後のお食事を囲んでの懇親会も楽しみのひとつです。今回も各テーブルで話が弾み、あちらこちらで笑顔の絶えない時間となりました。
早くも来年の七夕トークに向けて、講師の選定が始まっています。「次はどんなお話が聞けるのだろう」と、今から楽しみです。まだ参加されたことのない先生も、ぜひ来年はお気軽にご参加ください。
続いて、年末恒例の「望年会」について。今年も日程調整が始まりました。お子さんがいらっしゃる先生も多く、皆さんの予定を合わせるのはなかなか大変です。それでも毎年、時間が足りないほど話が尽きない望年会。今年も楽しい時間になりそうです。
また、日々の診療に関する話題では、早い時期にマイナンバーカード関連機器を導入された先生方では、そろそろ機器の更新時期を迎えるという話も出ました。IT化が進み、診療現場が便利になる一方で、機器の更新費用に加え、保守料やサブスクリプションなど毎月の固定費が増えていくことは、医院経営にとって悩ましいところです。こうした日々のちょっとした疑問や困りごとを気軽に情報交換できることも、女性歯科医師の会の良さではないかと感じます。
日に日に秋が深まり、朝晩の冷え込みも増してまいります。先生方におかれましては、どうぞご自愛のうえお過ごしください。
いまさら聞けない「税務・会計・財務」 第22回七夕トーク
ふくおか女性歯科医師の会は、7月12日に福岡市で、第22回七夕トークを開催した。参加者は34名。講師は加藤太一先生(税理士・公認会計士、加藤太一公認会計士事務所代表)。テーマは「いまさら聞けない『経営者のための税務・会計・財務セミナー』」。経営計画の立て方、損益計算書の見方、人材育成の重要性が3本柱であった。
まず、損益計算書(PL)を図示して理解する方法を学んだ。売り上げを、変動費、粗利益、固定費、営業利益に分けて考えることで、利益を増やすのは売り上げを伸ばすだけでなく、粗利益率の向上と固定費の適切な管理にあると理解した。演習問題を通じてより理解できた。
経営計画MAPでは、経営を使命感、理念、戦略、戦術、希望、数字の6要素で整理する考え方を学んだ。これを長期、中期、短期の3つの時間軸で考えることの重要性が示された。「社長の戦略ミスは社員の戦術ではカバーできない」という言葉が印象的だったが、歯科保険診療の場合、戦略(具体的には保険点数)は国によって決められており、准公務員?である我々保険医は戦術の部分で努力しなければならない。
では具体的にどうすれば良いのか?腕を磨くのか?新設備投資か?いや、そんな特別な事ではなく、みんなができる事。人材育成である。技術教育だけでなく、人間教育がこれからの時代は重要になるのではないか。AIの発達により知識や情報は容易に得られる一方、人柄や姿勢といった人間性が選ばれる時代になるという考え方には共感した。思えば私も、行きたい店は店員やオーナーの接客態度で選んでいることが多い。いつも行く飲食店も味だけで選んではいない。
まず院長である私の人間力を高めないといけない。ひとつの方法も教えてもらった。『致知』という本(人間学についての月刊誌)の読書会を医院で開く。これなら私にもできそうだ。まとめは「その本(人間学)乱れて末(時務学)治まるものはあらず」の言葉。はぁ~なるほど、雰囲気の悪い院長がいくら技術で頑張っていても患者は逃げるという事か。耳が痛い。
最後に顧問税理士の選び方だが、税理士にも得意・不得意の分野があり、税理士の口ぐせの種類で5段階に分かれるそうだ。院長自身が、税理士に何を相談すればよいのかを知っておくことで税理士選びが決まる。目的は、節税推進か、財務強化か、事業成長か、など。マル秘?の情報として、事業には創業期、成長期、成熟期、衰退期があり、成熟期にさらに成長させてくれる事業成長型税理士の口ぐせは「今がチャンス」とのことである。
「指導」の通知 普通郵便で!?
次回、七夕トーク報告お楽しみに
6月の世話人会は22日に開催し、協会・ウェブ合わせて13名が参加しました。時事ネタとして、6月の診療報酬改定や、OTC類似薬関連、集団的個別指導の通知についての話題が出ました。
集団的個別指導について、今は経費削減の名の下に普通郵便での通知になっているそうです。しかし、普通郵便は郵便事故もしばしば起きているのが現状。そして届かなかったせいで集団的個別指導に参加しなかったら、最悪の場合は翌年に個別指導です。これは余りに大変。知ってさえいればほとんどの先生は万難を排して参加されると思うのですが、届いていない、知らない状態ではそれもできません。
私もこの話を聞くまで、そんな大事な連絡が普通郵便とは知りませんでした。当然書留など記録郵便で連絡があるものと思っていましたので、本当にびっくりです。記録郵便を使うとか、参加連絡必須にして返事がなければ再連絡とか、何らかの手段を講じて頂きたいものです。
ちなみに、今年の高点数の基準は1,639点。こういう数字を出されてしまうと、それを意識した萎縮診療になる可能性があります。点数はただ治療内容の結果であるだけなのに困った問題です。
そしてメインの話題は七夕トーク!!今年のテーマは「経営者のための税務・会計・財務セミナー」。皆様日々頭を悩ませている事柄なのではないでしょうか。残念ながらこれが皆様のお手元に届く頃にはもう終了しているので告知としては無意味なのですが、今年も明日から使えるとっても有益な内容になりそうなので、今から楽しみです。ぜひたくさんの方に聞いて欲しい!!
県の補助金についての話題も出ました。締め切りは6月30日なのでこちらも締め切りが過ぎていますが、賃上げの補助金を申請した方は報告もお忘れなく。かく言う私もまだその報告書すら確認していないですが、締め切りは7月31日。もう1か月を切っています。のんびりしているとすぐに締め切りを過ぎてしまいますので、忘れないうちに頑張りましょう!
次回の記事は七夕トークです。ぜひお楽しみに!!