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【2025年度】

 

 第21回七夕トーク
 「働きやすい診療所」気軽に本音で「七夕トーク」

 
 7月27日、ふくおか女性歯科医師の会は、第21回七夕トークを開催し、開業医・勤務医など32人が参加しました。講師に、社会保険労務士の松本有紀先生(社会保険労務士法人COMMITMENT)をお招きし、「みんなで話し合おう『働きやすい歯科医院』」というテーマで講演していただきました。
 松本先生は、社会保険制度、有給休暇、育児休業のポイントを解説。社会保険については、漠然と知っているつもりでしたが、表にして比較すると、協会けんぽと歯科医師国保、それぞれの特徴がよく理解できました。昨今、スタッフ不足に悩む歯科医院が多いため、給付の手厚さ、事業主負担なども考慮して選択しなければならないと感じました。協会けんぽに1度加入すると、歯科医師国保への切り替えができない点も重要。法人化(協会けんぽへの加入義務)を検討されている先生は要注意です。
 育児休業についての説明も、わかりやすく納得しました。原則、産後8週間以内の女性の就業は禁止されている点、最長で子が2歳になるまで休業を認める点、「産後パパ育休」もある点など。休業している労働者の生活を支えるため、様々な給付金もありますので、チェックしておきたいですね。
 有給休暇についても大切なお話ばかり。パートタイム労働者にも、所定労働日数に応じて有休を比例付与しなければいけません(対象は、所定労働時間が週30時間未満で、かつ週所定労働日数が4日以下または年間の所定労働日数が216日以下の労働者)。有休の買い取りは禁止。労働者が請求した時季に有休を与えることが原則ですが、繁忙期などで事業の正常な運営を妨げる場合には、事業主は他の時季に変更できます。
 厚労省の資料には「夏季や年末年始に計画的付与の有休を組み合わせることで、大型連休とする」という文言があり、率直に言って驚きました。開業医の私たちにも大型連休をください!
 講演会後の交流会では、おいしい食事を味わいながら、みんなで「労務」に関して気軽に意見交換し、本音トークで大いに盛り上がりました。明日からの診療と医院経営のエネルギーをもらえた七夕トークでした。

(森田美弥子・記)
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