保険会社からの開示請求 どう対応する?  
 6月17日(月)の女性歯科医師の会の世話人会は、7月28日(日)に迫った第18回七夕トークの役割分担の話し合いが行われました。その後、歯科医院運営で経験した出来事や、患者対応、対外対応など、多くの話題が提供されました。歯科医師として、人ごとではない興味深い内容に、つい話し込んでしまいました。
 個人的にたいへん勉強になったのは、ある保険会社から、通院患者さんに以前発行した請求書の開示を求める書類が届いた事例です。保険会社から、請求書、診断書、レントゲンなどへの開示請求があった場合、歯科医院側は時間も手間も書類の発送といった費用もかかるわけですが、今回参加した先生の中には、無償で書いて差し上げていた方もいらしたようです。
 書類作成にあたり歯科医師の時間を使うという点、診断・治療をしたことでその歯科医師に責任が発生する点を考慮すれば、何らかの設定した手数料を請求するのは妥当ではないかという意見が出ました。大手保険会社の場合、会社から病院側に払う資料開示手数料に、相応の設定があるようです。しかし、そういった設定がない保険会社もあり、一方的に資料請求するケースもあります。そういった場合、歯科医師側から会社へ一定の手数料を請求する旨を説明する必要があるとのことでした。
 患者対応の話題も出ました。認知症と独特な思考に偏重した患者さんの対応に苦慮した少し怖い話も紹介されました。待合室で威圧的な態度をとる患者さん、歯科医師が男性か女性か、性別で対応を変える患者さん、高圧的態度で要求の多すぎる患者さんの中には、他の通院患者さんの診療にも悪影響を及ぼす方もいます。場合によっては、初診の段階で患者さんへの対応を見極めて、診療を極力1回で終わらせる、その方にあった他院を紹介するなどの対策をとることも必要とのことです。危機的状況への対策として、院内での110番の合図を決めておいたほうがいい、といった話も出ました。
 その他、Googleにおける、施設のクチコミ評価は不平等ではないかという話が出ました。匿名であることは忌憚のない意見を自由に書けるというメリットがある一方、無関係の第三者が、ゲーム感覚で無責任に書き込める状況でもあります。悪意をもって攻撃されても避けられないうえ、万一の「ネット炎上」が怖くて反論するのも困難です。
 いまどきの歯科医師が相手にするのは、目の前の患者さんだけではないのかもしれません。「見えない」「知らない」誰かに、気をつかって仕事をする時代なのでしょうか。

大石めぐみ・記(NO117.2019.8)

「居心地の良い会」or「問題解決型の会」  
 5月30日(木)に女性歯科医師の会世話人会が行われました。「久しぶり~」と最近忙しさにかまけて出席が滞っていた上に遅れてきた私に、集まっていた先生方はいつものように笑顔で迎えてくれました。
 まずは小石先生から東京での保団連女性部会の報告です。保育士の給料がなぜ上がらないのか、その根本的な原因に国の定める保育士の配置基準があるのではといった議論があがったそうです。現行の基準では正常な保育に無理があり、無理を補うためには人員が必要で、そのしわ寄せが給料低下に表れてしまっているようです。これは私たちの仕事と無関係ではありません。働く親御さんたちが安心して子供を預けられる環境を整えることが、多くのスタッフを確保できることと直結するのではないでしょうか。
 また、昨今話題となった医学部の男子、現役生の合否優遇措置について、その傾向は過去のデータをもとに考察すると、地方よりも都市でその傾向が強く出ているようでした。実際、医学部を目指していた私も今回の露呈した事実を耳にした時、少なからず不快な思いをしました(私の場合実力不足ですが…)。いろいろな現状をふまえての結果、そうなったのだとしても、やはりフェアではないですね。せめて女子は何割しかとらない等の公表が欲しいと思います。ただ、早速今年の入試結果は多くの大学で過去と違う結果になったようですし、今後益々女性が幅広く、長く勤められる環境が整うことが必要なんだと思います。
 最後に、大崎先生から温かいお言葉が。「この会について、男性の先生の中には『会議なの?』と言われる方もいらっしゃるけど、女性歯科医師の会では何も決まらないのがすごいと思うんだよね。男は問題解決型で何でもすぐに結論を出そうとする。ここでは何だかあれやこれやと話が弾み、それでもいつの間にかちゃんと決まってる。それでいいんですよ。これからは男社会の目線でやり続けるのは無理なんだから」。
 なんと柔軟な考え方をしていらっしゃるんだと驚いていると、参加者からは「男性にはわからないかも…」というつぶやきが聞こえてくるのでした。

合原順子・記(NO116.2019.7)

連休前日、大いに語る!  
 4月の女性歯科医師の会は、4月26日に行われました。GWの前日だったせいか、少なめの世話人5人と大崎会長とで美味しいコーヒーとチーズケーキをいただきながら、始まりました。話題はいつも通りバラエティに富んでいました。
 バイトを掛け持ちしている先生は、雇用保険に入ってないので、産休の時には保障が何もなくなるとのこと。私も矯正医なので、開業前は幾つかの病院を掛け持ちしていました。が、やはり雇用保険もなく、歯科医師国保も社保もなく、出産の時は何も保障がなかったです。私の時と何ら変わっていなくて、何とかならないのかなあと思いました。
 私たち開業医にとって本当に人事は難しい問題です。スタッフを雇っても3年続けばいいほうで、1年とか半年で辞める人も多く、なかには辞める時にSNSで不満を暴露して辞める人もいるらしく、困った時代になったものですね。後半は、口臭や、歯周病に効く酵素やアロマ、ジスロマックの話になったりしました。
 4月19日に放送されたTNC「ももち浜S特報ライブ」は皆様観ましたでしょうか。金パラの逆ザヤ問題ですね。これを観て、このまま逆ザヤが放置されれば自費を勧めるしかないとか、患者さんはそういう医院を避けたりしないか、など色々意見が出ました。4月23日の「レディース有吉」という番組によると、東京は1時間でホワイトニングが6万円とか。出演していた芸能人は「1時間で歯が白くなるのなら安い」と言っていたそう。東京は自費治療が多いみたいですね。東京には中国から団体客が来て、日本で歯科治療を受けて帰るそうで、そういうツアーまであるようです。福岡にも中国からわざわざスケーリングとステインオフに来院される患者さんがいますね。
 あとは、マイルの話になりましたが、私は去年から飛行機には乗っていないので、サファイヤクラス?やダイヤモンドクラス?とかの話についていけなくて。私も早く、教育費から解放されて海外旅行に行きたいです。まだまだたくさん話があったのですが、続きは次回のお楽しみ。女性歯科医師の会、ぜひご参加ください。

吉村富美・記(NO115.2019.6)

「歯科友」を作りましょう! 
 桜も開花し春らしくなってきましたがまだ肌寒い3月26日(火)午後8時、いつものように茶話会が始まりました。世話人6名と大崎会長、また初参加のH先生を交えて、まずは自己紹介から。そんな中、世話人Y先生に初孫が産まれたとの報告が。娘さん里帰り中ですか?と尋ねると、院長としてフルタイムで働いているので面倒みられないから義理のご両親宅にお世話になっている、とのこと。ちょっとびっくり。いえ、素晴らしいことですよね。
 初参加のH先生は今年1月に行われた新規開業医新入会員懇談会に参加されていたので、その時に茶話会へお誘いしました。なぜ参加されたのか? そこには明確な理由がありました。「歯科友」を作りたい、というのがその理由です。1人で開業して、経営の事やスタッフのことなんか誰かに話したいってなりますよね? そんな時にこの「ふくおか女性歯科医師の会」はうってつけです!! たくさんしゃべって、たくさん笑って気の合う友達をぜひ見つけてください。
 保険請求についての質問もあり、急遽大崎会長がホワイトボードを使ってわかりやすく説明してくださいました。私も、へぇ~知らなかった、ということがあり、知らないから算定していないこともたくさんあるんだろうな~って反省しました。毎月第3木曜日の福岡支部の保険の勉強会、久しぶりに参加してみようという気になりました。
 ふくおか女性歯科医師の会ではブログを立ち上げているのですが、なかなか更新ができていません。世話人は現在17名いるのですが、誰かが書くのでは、と思ってしまうんでしょうね。このブログの立ち上げに尽力してくださったO先生に大変申し訳ない気持ちです。女性1人開業も今後増えそうですので、どのような経緯で開業に至ったかをシリーズ化して掲載してみようと思っています。まずは私から。開業して11年。当時を思い出しながら書いていこうと思っています。
 茶話会はみなさまのご参加をいつでもお待ちしています。

小石裕子・記(NO114.2019.5)

祝!会員2,000名達成! 
 まだまだ寒さの続く2月15日(金)、女性歯科医師の会茶話会を8名の参加で開催しました。いつも最初に当協会の入退会動態の報告を事務局からしていただくのですが、本日は嬉しい報告がありました! 長い間の悲願だった会員2,000名をついに達成とのことで、どよめく皆々。毎月、「あと何名で2,000名に到達です~」と言いながら、一進一退、なかなか2,000名の大台にいくことができないのを目にしてきたので、嬉しさもひとしおです!
 保険医協会は日頃の診療や保険の悩みを相談できる場であり、無料で診療報酬改定に向けての新点数検討会、各種セミナーや講演会などを開催しています。 また全ての患者さんによりよい医療を提供できるように声をあげ、国や行政に問題点を提起していく活動もしており、保険医の強い味方であると感じます。会員数が1名でも多ければ、それだけ大きな声を社会に届けることができます。
 私たち女性歯科医師の会でも、仕事と家庭に追われて忙しい女性歯科医師のストレス解消となるような様々な企画を考えていきますので、ご入会を迷われている先生、是非この機会にどうぞ!今ならご紹介キャンペーン(紹介した先生、された先生の双方へクオカード2,000円進呈)実施中です(^-^) ご紹介も宜しくお願い致します。
そして早速企画のご紹介です。まだだいぶ先になりますが、今年の七夕トークは講師にダイエットカウンセラー、日本アンチエイジング歯科学会理事の伊達友美先生をお迎えして、「食べて若返る美肌アンチエイジング食」をテーマにお話しいただきます。『図解23時から食べても太らない方法』など多くの著書を執筆されている伊達先生。どうしても食事が遅くなりがちな歯科医師には興味津々の内容です。天神テルラ、4階テルラホールにて7月28日(日)13時~15時、その後は交流会も予定しています。男性やスタッフ、学生さんの参加も大歓迎です。ご興味おありの方は是非お申し込みお待ちしております!

宮崎玲子・記(NO113.2019.4)