【2025年度】
この会がひとときの癒やしに
3月9日の女性歯科医師の会世話人会には、協会・ウェブ合わせて11名が参加しました。
やはり昨今の金銀パラジウムの高騰をはじめとする、厳しい経営環境が大きな話題となりました。かつては好転を期待した診療報酬事情も、現実は厳しさを増すばかりです。実態と乖離した点数設定に加え、還付されない消費税の問題――「最終消費税負担者」を強いられている現状は、数十年前から変わらぬ点数を見るたびに浮き彫りになります。一人で医院を切り盛りする女性院長の苦労は想像を絶しますが、それでも笑顔で集う皆さんの姿に、この会がひとときの癒やしになればと願わずにはいられません。
6月の改定における「ベースアップ評価料」についても、結局は逆ザヤになりかねないとの懸念が漏れました。一度上げた賃金は下げられません。歯科医師への根拠なき「富裕層」という幻想に基づいた点数設計の中で、リスクと経営難を背負いながら日本の歯科医療を支える私たちの営みは、時に自虐的にならざるを得ないほど過酷です。
さて、来たる7月12日(日)に女性歯科医師の会が開催する毎年恒例の「七夕トーク」、今回の講師は加藤太一公認会計士事務所代表の加藤太一先生(税理士・会計士)。テーマは「今さら聞けない 経営者のための税務・会計・財務セミナー」。昨年の講師の社労士の先生に引き続き、経営環境の改善をめざす実用的な企画です。ぜひご参加ください。男性の先生方のご参加も大歓迎です。
対面とZOOMのハイブリッドで開催された今月の世話人会も、同志と語らうことで診療の疲れが浄化されるような有意義なひとときになりました。また次回、元気にお会いしましょうね~。
改定どうなる?七夕トーク講師決まる
新年初めての女性歯科医師の会世話人会を1月28日(水曜日)に行い、協会・ウェブ合わせて8名の世話人が参加しました。
まずは診療報酬改定の話題です。まだ詳細が分からない部分も多いですが、診療を行う我々歯科医師が満足する結果とはいかなそうな気配ですね。特に金パラの市場価格が高騰して公定価格が追いつかずに逆ザヤ(赤字)が拡大し、保険診療で使いにくくなっています。国は脱金パラを目指しているようですが、5年、10年後の保険診療は一体どうなっているのでしょうか。逆ザヤが生じないように公定価格の緊急改定ができる仕組みが求められます。同時に、世の中の急激な流れについていく為には、私たちも新しい材料や診療方法について、これからも勉強を続けていく必要がありそうです。
2026年6月の歯科診療報酬改定に向けて、4月には県内各地区(北九州・福岡・筑後)にて新点数検討会が開催されます。保険医協会の新点数検討会は、毎回分かりやすいと評判です。是非ご参加お待ちしております。
さて、今年の七夕トークの講師は世話人の投票により、加藤太一公認会計士事務所代表の加藤太一先生にお願いすることに決まりました。 7月12日(日曜日)11時から天神テルラ(福岡市中央区)で開催します。皆様、確定申告や税務などのお悩みはないでしょうか。加藤先生は「今さら聞けない経営者のための税務・会計・財務セミナー」を開催されており、為になるお話が聞けそうです!
詳細は決まり次第、追ってお伝え致します。女性歯科医師はもちろん、男性歯科医師も歯学部学生の皆さんもご参加できますので、よろしくお願いいたします。
2月8日は衆議院議員総選挙です。日本の未来を考えながら、一票を投じたいと思います。
被害者の気持ちを踏まえて解決方法を考えてみる
12月19日の女性歯科医師の会には、協会会議室とウェブを合わせて8人が参加。先日の保団連女性医師・歯科医師学習交流会のテーマである「戦争と女性」、特に「従軍慰安婦」問題についての重い議論から始まりました。
「戦後80年が経過し、実際の『被害者』は既に亡くなっているおそれが大きい。遺族に被害賠償金を払うのか?日韓基本条約(1965年)で解決済みではないのか」という意見もあり、被害者側の気持ちも踏まえながら、この問題が浮上し続けるのはなぜか、私も考えてみました。
第2次世界大戦では、非人道的な人体実験が横行しました。一例として、当時、戦闘機による超高高度での戦闘が発生していました。これを想定し、ナチスドイツは「低圧チャンバー(減圧室)」の中にユダヤ人、捕虜、障害者などを閉じ込め、高度が上がった際の気圧の変化を擬似的に再現し、高度病や血管内に気泡が生じる塞栓症のメカニズムを検証するため、まだ息がある被害者の脳を解剖して観察したという戦慄すべき記録が残っています。聞くに耐えない残虐な方法で被害者たちは実験され、標本を採取されて亡くなりました。これに対し、どれくらいの賠償金が支払われたのかは公にはされていませんが、医学研究の在り方の綱領として、戦後、ニュルンベルク綱領(1947年)、ヘルシンキ宣言(1964年)が設けられました。その流れが、医学研究をする際には医学研究倫理審査委員会の許可が必要という形で今日まで続いています。
「従軍慰安婦」問題でも、様々な視点で史実を徹底検証した上で、このような綱領を示すことが必要ではないでしょうか。軍や政府による組織的で強制的な性搾取が発生した場合の刑罰と賠償を決めて、性搾取が起こらないような国際的な宣言を作成したら、今なお続く議論にひとつの節目ができるのではないかと思います。
その後の議題は、診療報酬が30年ぶりに3%引き上げられるというニュース、「保険証をかえして」運動が多数のマスコミに報道されたこと、七夕トークの講師候補が絞られてきたこと、などでした。
少し早めの忘年会 貸切で心置きなく!
11月15日に女性歯科医師の会世話人の少し早めの忘年会が開催されました。
急に寒くなり、お子さんがインフルにかかってしまったり、体調を崩されて欠席となってしまった先生もおられましたが、女性事務局2名を含めて計13名での忘年会でした。
着物や、手作りのワンピースで参加された先生も!!毎月の世話人会は平日の夜に協会の会議室で行われますので、ラフな服装で参加される先生が多いのですが、忘年会や七夕トークでは、普段とは違う先生方のファッションチェックも楽しみの一つです。
今年は今泉にある「路地裏のShiki」さんを貸し切りで利用させていただきました。おしゃれな雰囲気のお店で、美味しいお食事をいただきながら周りを気にせず心置きなく女子トークに花を咲かせた楽しい夜でした。
結婚や出産で今年5名のスタッフの入れ替わりがあり大変だったという先生や、戻ってこないかもと心配していた育休中のスタッフが戻ってきてくれると喜んでらっしゃる先生、スタッフ確保のために診療時間を短くしたり休診日を増やしたという先生も…。
スタッフ問題をはじめ医院経営の悩みは必ず挙がる話題です。また子育ての珍エピソードや老後の話などで、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
30~60代の女性歯科医師が集まる当協会の女性歯科医師の会世話人会。悩み事を相談すると共感やアドバイスがもらえて、とっても元気が出る会です!また先生方の経験談がとっても勉強になります。日々、仕事と家事、育児でがんばってらっしゃる女性歯科医師の先生方。ぜひ私たちと世話人会でいろいろお話ししましょう。お待ちしております。
金パラ購入は「賭け」⁉
10月28日に女性歯科医師の会世話人会が行われ、10名が参加しました。まずは、日常診療交流会「顔の見える医科歯科連携を目指そう」(10月13日、福岡医科協会との共催)と市民公開講座「認知症も感染症も歯科で『予防』!?」(10月19日)について、大好評であったとの報告がありました。公開講座には多くの参加申込みがあり、開催1か月前に満員となったそうです。
次の議題は、金の高騰についてでした。ある業者のデータでは、金パラ30gの価格は10月27日から10月28日に2,200円も上昇しています。いつ購入したらよいのか…ある意味、賭けです。診療報酬の引き上げも間に合わない状況で、金パラを使うと赤字という現実があります。そのような状況を少しでも改善するために、10月30日には診療報酬の大幅引き上げを求める大集会、その後に歯科決起集会が行われました。引き続き協会は、「金パラの赤字への緊急対応」「歯科診療報酬の大幅改善」を厚労省等に求めていきます。
続いて、来年度の七夕トークのテーマや講師の候補についても話し合いました。「年末調整」「腸内フローラ」「自宅や診療所の整理整頓」「武洲(たけ・ひろ)九大歯学研究院准教授による『歯周病と認知症』講演」など、様々な案が出されましたが、まだ絞り込めておりません。「おすすめのテーマ・講師」について、
ご意見をお寄せいただけますと幸いです。
最後は、準備・受付・診療などを全て1人で行う「ワンオペ歯科医」の話で盛り上がりました。
日々寒さが増してきており、小中学校では早くもインフルエンザが流行を始めました。くれぐれもどうぞご自愛ください。
制度が歯科医師としての寿命を左右するのは…
来年度に向けて要望をお寄せください!
朝夕はずいぶん涼しくなってきた9月30日。9月の女性歯科医師の会開催です。
まずはベテラン歯科医師の閉院が増えている件について。マイナンバーカード対応の必須化で閉院を決意なさった先生もいらっしゃるようで、制度によって歯科医師としての寿命を左右されるのは釈然としません。
また、金の高騰も話題に。余りに価格上昇が早すぎて、先日保険点数が変わりましたが全く追いついていない状態。CAD/CAMのように新しい材料が入ってきているとはいえ、金パラでないとという症例はやはり多く、入れれば入れるほど赤字の現状は頭の痛い問題です。
そして7月27日に開催した第21回七夕トークについて。「みんなで話し合おう『働きやすい歯科医院』」と題して、社会保険労務士の松本有紀先生をお迎えしました。
経営者として必要になってくる労務の知識。産休・育休についてや、有休制度の仕組みについて、社保と国保どっちがいいの?など、実際悩みどころだったり、複雑で把握できていなかったりすることをわかりやすく丁寧にご講演頂きました。
本日参加の世話人からは、講演の内容はとっても良かった!だけど制度自体はややこしいし経営者泣かせな制度も多く、悩ましい限りとのご意見多数でした。
10月には来年度の企画立案を開始します。何か「こういうテーマが聞きたい!」とか「この講師の話を聞いてみたい!」などのご希望がございましたら、ぜひ事務局までご連絡ください。もしかしたら叶うかも?
それから、この度「ふくおか女性歯科医師の会」ホームページが新しく生まれ変わりました!!新しいサイトは柔らかい雰囲気を保ちつつ、すっきり見やすくなりました。まだまだこれから写真や過去の記録など充実させていく予定ですのでどうぞご期待ください!
女性歯科医師の会の世話人会、ご興味のある方はどうぞお気軽にご参加くださいませ。
「働きやすい診療所」気軽に本音で「七夕トーク」 第21回七夕トーク
7月27日、ふくおか女性歯科医師の会は、第21回七夕トークを開催し、開業医・勤務医など32人が参加しました。講師に、社会保険労務士の松本有紀先生(社会保険労務士法人COMMITMENT)をお招きし、「みんなで話し合おう『働きやすい歯科医院』」というテーマで講演していただきました。
松本先生は、社会保険制度、有給休暇、育児休業のポイントを解説。社会保険については、漠然と知っているつもりでしたが、表にして比較すると、協会けんぽと歯科医師国保、それぞれの特徴がよく理解できました。昨今、スタッフ不足に悩む歯科医院が多いため、給付の手厚さ、事業主負担なども考慮して選択しなければならないと感じました。協会けんぽに1度加入すると、歯科医師国保への切り替えができない点も重要。法人化(協会けんぽへの加入義務)を検討されている先生は要注意です。
育児休業についての説明も、わかりやすく納得しました。原則、産後8週間以内の女性の就業は禁止されている点、最長で子が2歳になるまで休業を認める点、「産後パパ育休」もある点など。休業している労働者の生活を支えるため、様々な給付金もありますので、チェックしておきたいですね。
有給休暇についても大切なお話ばかり。パートタイム労働者にも、所定労働日数に応じて有休を比例付与しなければいけません(対象は、所定労働時間が週30時間未満で、かつ週所定労働日数が4日以下または年間の所定労働日数が216日以下の労働者)。有休の買い取りは禁止。労働者が請求した時季に有休を与えることが原則ですが、繁忙期などで事業の正常な運営を妨げる場合には、事業主は他の時季に変更できます。
厚労省の資料には「夏季や年末年始に計画的付与の有休を組み合わせることで、大型連休とする」という文言があり、率直に言って驚きました。開業医の私たちにも大型連休をください!
講演会後の交流会では、おいしい食事を味わいながら、みんなで「労務」に関して気軽に意見交換し、本音トークで大いに盛り上がりました。明日からの診療と医院経営のエネルギーをもらえた七夕トークでした。
名字が変わると手続きが・・・
最近の保健所立入検査は?
6月24日に開催された女性歯科医師の会。梅雨真っただ中でしたが、七夕トークのイベント前ということもあり、協会で9名、Webで4名が参加しました。
まずは宮﨑先生が、5月11日に東京で開催された保団連女性部会の報告をしてくださいました。選択的夫婦別姓についての勉強をされたとのことで、世話人の間でも夫婦別姓について意見交換を行いました。
開業後に名字が変わる経験をした私は、プライベートな手続きに加え、クリニックの届け出や銀行などの変更で各所をめぐり、手続きに膨大な時間と手間を取られました…。そういった点で考えると夫婦別姓のメリットも感じますが、日本では家族としての証が強い名字。まだまだ議論は続きそうですね。
そして7月27日の七夕トークの役割分担をしました。今年のテーマは「働きやすい歯科医院」ということで、求人してもなかなか応募が来ない、セクハラやパワハラの加害者にならないよう、労務について一緒にお勉強します。涼しい会場でお食事付きです。毎年、ざっくばらんにお悩み相談をしたりと楽しい会です。男性の先生や学生の皆さんもご出席いただけますので、多くの先生方にご参加いただけることを願っています。
また、保健所立入検査を経験された先生から「個人情報保護」「サイバーセキュリティ」について特に入念な確認があった等の報告もありました。協会には保健所立入検査へのご準備にご活用いただける資料がありますので、保健所から検査実施の連絡がありましたら、協会にご連絡ください。
猛暑が続いていますので、先生方も熱中症等に十分お気をつけいただいて、どうぞご自愛ください。
雇用の困りごとありませんか
7月27日は天神テルラへ!講師は松本有紀・社会保険労務士
4月22日の女性歯科医師の会には、協会参加9人、ウェブ参加3人、事務局3人で、賑やかに始まりました。
福岡市介護実習普及センターから当会に依頼があった5月2日の「オーラルフレイル」講座では、理事・地域医療対策部長の松崎友祐先生が講師を務めます。平日昼間の開催にも関わらず、募集開始からわずか1週間で満員になりました。市民の皆さんの口腔へのご関心が非常に高いことが窺えますね。
同センターは、来年1月26日にも「オーラルフレイル」講座を開催します。講師は、女性歯科医師の会の世話人である森田美弥子先生です。申込開始は今年12月から。どなたでもご参加できますよ。
施設基準「外安全」「外感染」「口管強」の今年5月末までの再届出も話題になりました。当会の施設基準対応研修会は「歯初診、外安全1、外感染1・2、口管強、歯援診」の研修に該当すると同時に、口管強の「在宅医療・介護」「認知症」各研修にも該当します。広く学習できる当会の施設基準対応研修会は、e-ラーニングでも受講できますので、ぜひご活用ください。
メインの議題は、毎年恒例の七夕トークです。今年の講師は、社会保険労務士の松本有紀先生に決まりました。
開業医の先生だけでなく、勤務医の先生、学生の方も参加されますので、社会保険のこと、雇用に関しての困りごと、今どきの求人事情、などのお話を松本先生にお願いする予定です。勤務医の先生、学生の方も、将来、役に立つお話が聞けることと思います。詳細は、今後作成する案内状を楽しみにお待ちください。
今年の七夕トークは、7月27日(日)11時から、天神テルラ(福岡市中央区渡辺通)で開催します。男性の先生、勤務医の先生、研修医の方、学生さん、どなたでもご参加できます。講演会の後は、美味しいランチを味わいながら、交流会も行います。皆さんも参加されませんか?