【2021年度】
冬真っ只中の2月9日、オミクロンが猛威を奮っている現状を鑑みて、今回は短時間オンライン中心。受験シーズンなこともあり、コンパクトに5人の参加で開催です。
まずは丁度その日に出たばかりの診療報酬改定の答申の内容から。量も膨大なため、日常使いそうな部分をさらっとピックアップして頂いただけですが、初再診や根治などの点数が少しずつ上がっている一方、SPTの変更やP基処・メタルコア加算の削除など、日常よく使う項目の大きな変更や削除なども目につきました。また医療連携について充実させていきたいという意図や、金属代高騰からの脱メタルの狙いも感じます。
2月現在、また金パラ価格の上昇が続いています。金属価格については、随時改定に変動幅の制限がなくなったので、今までよりは実際の価格に近い点数になっていくことを期待したいですね。
そして1月末より当会の産休支援金制度が開始されました!女性歯科医師の会の要望をきっかけに組織部で何度も検討を重ね、実現にこぎつけた支援金です。妊娠保険でも正常分娩では保障がないくらいなので、なかなか共済などでは対応が難しい中、協会の皆様のご協力で実現しました。分娩方法、出産・死産に関わらず申請できます。現在妊娠中の方、これから妊娠を希望されている方、ぜひご活用ください。
今年は診療報酬改定の年です。2年前に引き続き、コロナで各所説明会の中止が決まる中、当会では内容の周知と理解のために、感染拡大防止対策を十分に講じた上で、筑後、北九州、福岡地区の3か所で新点数検討会を開催、4月以降も当会は診療報酬改定についての会員の先生方のご質問に対応いたします。ご不明な点がございましたら、事務局までお問い合わせください。
補助金の手続き、お済みですか?
日中は暖かいですが、朝晩はずいぶん寒くなってきた11月16日、女性歯科医師の会が開催され、協会・ウェブ合わせて9人が参加しました。
まずは補助金についての話題。11月から申請受付が始まった新型コロナウイルス感染症感染拡大防止継続支援補助金(上限8万円)。今回は基本的にオンラインでの申し込みということですが、皆様、もう手続きはされましたか?
領収書の提出が不要になったので、かなり手間は短縮されました。まずはメールアドレスの登録。その後、ログインしてから申請の入力になるのですが、途中での保存はできない仕様になっています。医院データだけ先に登録しておくという事も出来ないので、手元に申請予定の領収書や明細書を用意して、一気に入力しましょう。事務局には手書き用の書式の用意がありますので、オンラインは苦手、という方はご相談ください。
ようやく開始された新規指導ですが、たまりにたまっているおかげで世話人メンバーにも複数該当者が。早く終わって欲しい~!という切実な叫びからの昨今の開業資金の高騰にも話題は膨らみ。そもそも数百万のユニットを揃えないと話にならない上、レントゲンも昨今ではCTも一体となったセット売りが増えてきて、開業資金は膨らむ一方です。
他方では、ようやく解消されたものの今までの赤字分の補填は全くされないままの金パラ逆ザヤ問題や、材料費は上がるのに低いままに抑えられている診療報酬、減る一方の技工士・衛生士など、自助努力ではどうにもならない頭が痛い案件ばかりですね。
今回は他にも国債の問題や訪問の医科歯科診療報酬格差など、割と真面目な話題が多く、とても勉強になりました。
毎年12月には皆で集まっての“望年会”を楽しみにしていましたが、コロナ禍を鑑みて昨年に引き続き今年も中止。次回の茶話会は1月25日です。雑談でリフレッシュしつつ、勉強にもなる茶話会。お悩み相談も愚痴も随時受付中ですので是非一度お越しください。
訪問診療の算定について勉強会開催
ふくおか女性歯科医師の会は、10月26日、訪問診療の算定要件に関する「保険の勉強会」を開催しました。緊急事態宣言も解除されたため、協会会議室に10名、ウェブ参加2名で集まることができました。
そもそも、この企画は、今までほとんど訪問診療をしたことがないのに、例えば患者さんから「足が悪くて通えなくなったので、居宅に訪問に来てください」と依頼され、いざ訪問診療をしたものの、いったい何の点数を算定すればよいの?患者さんが要支援や要介護認定を受けていたら医療保険は使えないの?歯科衛生士だけで口腔ケアに行くにはどうしたらいいの?などなど、初歩的なことから学びたいドクターを対象にして、訪問診療の勉強会をしてほしいとの要望に応えたものでした。
そこで、訪問診療に詳しいK先生のご紹介で、一瀬智美氏(株式会社ワールドデンタル医療事務部部長)を講師にお迎えしました。各種施設での算定要件や各指導料の算定は複雑で、訪問診療をよく行なっている先生からも「え~、知らなかった~」という声が上がるなど、目からうろこなお話が聞けて、とても学びの多い時間となりました。今はまだ全く訪問診療を行なっていない先生も、自分の親の介護で改めてその必要性を痛感したとのことで、もう避けてばかりではいられないようです。
このように、女医の会には何か困ったことがあった時に、すぐに相談できる仲間がいることがとても心強いです。日々の診療、スタッフ管理、育児もろもろ、なんでもお悩み相談を受け付けていますので、女医の会への皆様のご参加をお待ちしています。
語り合う「楽しさ」伝えたい 大阪・女性歯科医師の会とウェブ懇談
9月25日、ふくおか女性歯科医師の会は、大阪歯科協会女性歯科医師の会とウェブで懇談した。大阪からは玉川尚美・廣西賀子両先生が参加し、福岡からは荒木房枝・小石裕子・野田恵美・原朋子・宮﨑玲子各先生が参加した。事前に大阪歯科協会から「コロナ禍により、以前のような活動が難しくなっている現在、互いの取り組みを共有することが、今後へのヒントにつながるのではないか」という提案があり、懇談が実現した。
玉川・廣西両先生からは、女性スポーツドクターによる講演会、協会会員が書道や絵画などを出品できる「余技展」など、これまで開催してきた各種イベントの説明があった。子ども食堂に集まった子たちへの歯科健診をした際に、保護者から「日頃相談しづらいことも相談できた」と、とても喜んでもらえたエピソードも紹介。コロナ禍以降は、女性会員による「おうちカフェでおしゃべり交流」も実施した。
当会は、毎月の世話人会、保険請求の勉強会、日本アンチエイジング歯科学会の宝田恭子先生や伊達友美先生を講師に招いた七夕トークなどの歩みを振り返った。その上で、日々の診療や経営などの様々な悩みをみんなで気軽に語り合う「楽しさ」を伝えるために、世話人会には会員外の女性の先生も参加できるようにしている点、学生の皆さんに当会を知っていただくため、学生の皆さんには七夕トークの参加費を無料としている点などを、会運営の工夫として挙げた。
玉川・廣西両先生からは「ふくおか女性歯科医師の会の世話人の多さは、楽しい雰囲気によるものだと思う。まずは悩みを誰かに聞いてもらうことが大事」、当会参加者からは「女性歯科医師の会をはじめ大阪歯科協会が積極的に手がける『社会貢献』は重要。見習いたい」との感想がそれぞれ出された。「コロナ禍が落ち着いたら実際にお会いしましょう」との約束を交わし、終会した。
協会でも女性の活躍を
今月のふくおか女性歯科医師の会世話人会は8月24日に開催されました。
福岡県に再び緊急事態宣言が出され、コロナウイルス(デルタ株)の空気感染ともいえる強い感染力が伝えられています。
自分自身で身を守るため手洗い、アイシールド、マスク(注:ウレタンマスクやマウスシールドはノーガードと同じ)を行うこと、そして重症で入院している人の97%がワクチン未接種者であると言われていますので、ワクチン接種を望む人には早急に接種を行うことが望まれます。また、ワクチン接種後も感染(ブレークスルー感染)の可能性はありますが、重症化することはほぼないそうです。しかし、知らぬ間に人に感染させることもあるので、これまで通り感染対策をしっかり続けることが大切なようです。
また、当保険医協会の女性会員の数は会員数2000人の内239人です。現在歯科大学んでの女性学生の割合は50%といわれていますので、今後女性会員が増加し、これからの歯科医師の在り方が徐々に変化してくると思われます。
医療、教育においては男女格差はほぼなくなってきていますが、政治、経済においては日本の女性国会議員数(2018年衆議院10.1%、参議院20.7%)、女性経営者数(2021年8.1%)からして、労働人口減少が続く中女性の戦力化、活躍推進が望まれています。
当協会でも、女性歯科医師のさらなる参加を心から歓迎しておりますので、いつでもご連絡、ご参加をお待ちしております。
夕飯作りの情報を交換
7月27日にふくおか女性歯科医師の会世話人会が開催されました。今回は、協会での出席が5名、ウェブでの参加が1名とやや少なめで、その分、意見が活発に飛び交う会となりました。
初めはやはり新型コロナの話題でした。新型コロナ感染症ワクチン集団接種への歯科医師の協力として、ワクチンの打ち手をされた先生のお話を伺いました。広域接種の会場で、日によって差はあるものの、多い日で90名近くに接種を行ったそうです。本業以外での社会貢献という貴重な機会に、「とても楽しかったです。」と充実感のある笑顔でした。
また、最近必ず話題となる金パラ逆ザヤ問題ですが、全国での損失額は1年で約450億円に上るとのこと。治療をするほど損失が増える現状は、きちんと是正していかねば、と皆で話しました。
来月は、保険請求の勉強会も開催されます。今回は、訪問診療に関する保険請求についてです。訪問診療の経験のある先生にとっても、これから訪問診療を始めようとする先生にとっても、たいへん参考になると思われます。
世話人会恒例の井戸端会議的な雑談にも花が咲きました。本日のテーマは夕飯作りについて。新しい電磁調理なべを購入して時短に励む先生、自粛生活で外食が減り、調理する機会が増えたという先生、ご飯は毎日土鍋炊きのお料理大好きな先生など、皆さん個性的で話も弾みました。
現在、福岡県歯科保険医協会の会員は2003名、そのうち女性会員は241名と、女性の割合はまだ1割強、といったところです。家事、育児と歯科医師の両立は大変なことも多いですが、女性歯科医師の会で集まり、女性同士がリラックスした中で語り合う2時間は、問題や悩みを共有でき、明日への活力になるとても有意義なものです。
感染対策がなされた会議室では安心して話し合いができますし、ウェブでの参加も可能です。一度参加してみることを、ぜひ皆さんにおすすめします。
楽しい時間を過ごせます
6月22日(火)、ふくおか女性歯科医師の会世話人会が開催され、協会会議室で6人、ウェブで2人が参加しました。月に一度の世話人会は、ウェブで参加することもできます。協会会議室では左右と前面が透明のボードで仕切られ、大声を出さなくていいようにマイクで発言するという完全な感染対策が取られていますので、安心して参加できます。
世話人会当日、福岡では緊急事態宣言は解除されていましたが、まん延防止等重点措置が発令されている状況でした。飲食店で今までのように食事をすることができませんが、遂に新型コロナ感染症ワクチンの集団接種が始まります。
新型コロナ感染症ワクチンの集団接種に歯科医師が協力するためには、日本歯科医師会のHPに掲載されている℮ラーニングで講習を受け、筋肉内注射の実習を受けなければなりません。世話人にも歯科医師会での実習を受講済みの方もいますが、協会でも実習を積極的に開催していきます。ワクチンが普及し、以前のように食事や旅行に行ける日が早く来ることを切に願います。
また、5月より新体制となった協会役員のうち、ふくおか女性歯科医師の会世話人から3名の先生が理事になりました。女性歯科医師が増えていますので、これから女性役員が増えていくかもしれませんが、今の日本ではまだまだ女性が家事、育児の大半を担っている実態があり、役員を引き受けることができる先生が少ないのが現実かもしれません…。
毎年、7月には七夕トークを開催していましたが、今年もコロナの影響で開催は見送られました。来年こそはと、イベントの内容を検討中です。
ふくおか女性歯科医師の会世話人会では、毎月1回、30代~60代までの女性歯科医師が集まり、現在の歯科の情報交換や、診療や人間関係のお悩み相談など、約2時間、楽しい時間を過ごしています。どなたでも大歓迎です。ぜひ一度、お気軽にご参加ください。
協会の女性理事が3名に
5月28日(金)、ふくおか女性歯科医師の会世話人会が行われました。参加者は、協会で10名、ウェブで2名でした。
最初の話題は金パラ。30gの値段は高騰したままで、今も税込10万円を超えています。逆ザヤが20,000円を超えていることで、日々の診療にかなり負担になっています。
年間の金パラ逆ザヤ総額は約350億円超、一歯科医療機関あたり約51万円超という計算になります。歯科院長の平均1ヶ月分の収入が、金パラの逆ザヤで消えることになり、何ともおかしな話です。逆ザヤ分は、支払基金や国保連合会が補償すべきではないでしょうか。今後の改善に期待します。
次に、相変わらず猛威をふるっている新型コロナウイルスについて。第4波で福岡県にも緊急事態宣言が出され、多くの歯科医院に影響が出ています。医科ではオンライン診療が拡大していますが、歯科でもインビザラインのようなマウスピース矯正をオンラインで行う歯科医師が増えていると聞きます。
ただし、歯科の場合、来院での治療がほとんどですので、メンテナンスなどが先送りされがちです。しかし、こういう時こそ、メンテナンスで口腔内を清潔にすることで、むしろ新型コロナウイルスも含む多くの感染症の予防につながると世間に知らせる必要があります。
続いて、新型コロナワクチン接種について。基礎研究で膨大な資金が必要なことで、国産のワクチンの開発が難航しています。歯科関係者へのワクチン接種に関しては、コールセンターがほとんど機能していない一方、医科医療機関が予約・接種に尽力し、多くの歯科関係者への1回目の接種が終わっているようです。
最後に、翌5月29日に行われた第44回定期総会について。女性歯科医師の会からは、小石裕子先生、吉村富美先生、そして新たに荒木房枝先生が理事になられました。私たちも、協会活動への様々な意見や提案を出していきたいと思います。
正しい知識と判断で乗り越えたい
4月23日、ふくおか女性歯科医師の会世話人会が、協会会議室およびウェブにて開催されました。協会での参加は7名、ウェブでの参加は2名となりました。
今回の話題も多岐にわたり、盛り上がりましたが、特に大きなトピックとしては、①金銀パラジウム合金の高騰、②新型コロナワクチンについてでしょうか。
まず1つ目の金銀パラジウム合金について。日頃の診療で、ひしひしと高騰を感じていますが、大崎先生が提供された資料を拝見し、改めて愕然とさせられました。会当日の金パラは30gで90400円。消費税を加えればほぼ10万円という大台に。
金パラの使用量をいかに減らすか、金パラに代わる材料で何とか乗り切れないものか、ほかの材料を使用した場合に生じるトラブルなど、いろいろな意見が飛び交い、どの先生方も試行錯誤しながらも思いは皆同じだと感じました。「保険診療を行う上で赤字が出るのは絶対おかしい。当会でも今後も赤字の即時解消を求めていく」という結論になりました。
2つ目は新型コロナワクチンについて。協会で参加された先生方の中で、当日までにワクチン接種の連絡が来ていた先生は2名。その他の先生には、まだ連絡すら来ていない状態であったため、どのような連絡の入り方だったのか、どのように日程が決まるのか、どのようなワクチンの分配になっているのかなどなど、2名の先生方にご教授いただき、いざ連絡が来たときのための心構えができました。
また、ワクチンの打ち手が少ないために、歯科医師にも予防接種行為を依頼されるという話題にもふれ、それがどういうことなのかという一歩踏み込んだ話になりました。歯科医師の予防接種行為は現在の法の下では違法行為であること。行政からの依頼であったとしても「もしも」のときは歯科医師が法に基づいて裁かれることになる。行政がGOを出すのであれば、法改正がなされてから依頼すべき、との結論となり、歯科医師も慎重な対応が必要であることが示されました。
まだまだ先の見えないコロナ禍ではありますが、正しい知識と判断で乗り越えていかねばと改めて感じました。同席された先生方とざっくばらんにお話しできたことで、学びの多い、あっという間の2時間を過ごすことができ、有難く思います。