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【2019年度】

 新型コロナウイルスに負けるな!

 
 桃の節句の3月3日、大崎会長からの差し入れプリンをいただきながらの世話人会には、女医6名が集まりました。やはり、話題はマスク、消毒薬の在庫の話。消毒用エタノールが手に入らなくてお困りの先生には、代わりに次亜塩素酸を使うことを提案したり、歯科通販サイトで今日はまだ発注できたよ!などなど情報が飛び交いました。
 他にも、訪問先の施設への入室禁止で訪問診療が中止になったりと、様々な弊害が生じています。もしも、自院で感染者が出るようなことがあれば、診療停止は免れないでしょうから、死活問題です。一刻も早く終息に向かうことを望むばかりです。
 2月17日に、ふくおか女性歯科医師の会の代表世話人である浦川幸世先生に講師を務めていただいて開催した「歯科医院の、自衛のためのウェブ講座」は大好評でした。世話人会でも「身をもって体験された浦川先生ならではの、たいへん勉強になる、おもしろい内容だった」「今回紹介された、ホームページの素材サイトや編集ツールはぜひ試しに使ってみたい」などの声が上がりました。
 今後の行事の目途がなかなか立たないところですが、6月28日(日曜日)に開催予定の「七夕トーク」は、第1回の講師だった冲本公繪(おきもと・きみえ)先生をお招きして、ご講演いただきます。
 今年は、懸念が高まっているビュッフェ形式は取りやめて、軽食を提供できればと思っています。例年通り、託児もありますので、たくさんの方々のお越しを心からお待ちしております。そのころには、新型コロナウイルスが終息して、東京オリンピック開催を待ち、世の中がHappyになっていることを期待して。
 

安部直子・記(№126.2020.5)
 

 

 話題は金パラ、新型コロナ…明るい明日を信じたい

 
 2月13日(木)の女性歯科医師の会には6名が参加しました。今回も差し入れの美味しいプリンをいただきながら茶話会を開催しました。
 まずは先月に引き続き、金パラの価格高騰の話題です。治療でロングブリッジを入れ、使用した金パラの価格を計算してびっくりした、という話が出ましたが、金パラ逆ザヤ問題は保険医にとって死活問題です。
 この茶話会があった日に、当協会の先生がRKBから取材を受けて、この金パラ逆ザヤ問題についてお話しいただき、夕方の「今日感ニュース」で放送予定とのこと。この記事が出るときにはもう放送済みでしょうが、これは歯科医のみの問題ではなく、患者さんからも適切な治療を受ける権利を奪いかねない大問題です。問題提起が大きな力となり、早々に逆ザヤ解消となるよう願います。
 嬉しいニュースもあります。毎年の恒例として女性歯科医師の会が開催している七夕トークですが、今年は九州大学咬合補綴科元准教授の冲本公繪(おきもと・きみえ)先生に講演をご快諾いただきました。
 冲本先生は、昨年『私、介護される女歯科医です』(わかば出版)という本を出版され、脳卒中の後遺症から懸命なリハビリにより回復された経験をお持ちであり、私にとっては大学の大先輩で、女性歯科医師として憧れの存在でもあります。まだ先にはなりますが、七夕トークは 6 月 28 日に開催を予定しています。また追って詳細はご報告いたします。
 春も近づいていますが、新型コロナウイルスの流行など先が見通せない状況が続き、明るい気分になれない今日この頃です。医療従事者として最低限の備えを怠らず、自分の責任を粛々と果たしていくことが、きっと明るい明日へと繋がると信じたいと思います。
 

宮﨑玲子・記(№125.2020.4)
 

 

 頭が痛い…金パラとホームページ

 
 新年1回目の茶話会は1月20日(月)、今回もたくさんの話題が出ました。
 まずは最近の懸案事項である高騰している金パラについて。値上がりが続く昨今ですが、パラジウムの工業利用の上昇だけではなく投機対象にまでなっているため、天井知らずかという上がりっぷりです。1月21日現在で、30g価格は75200円(メーカー、代理店で差はあり)。実に前日から3200円の上昇です。1日でこれほど上がる事があったでしょうか。保険診療で使わざるを得ない現状では、頭が痛い問題です。
 続いて話題になったのがWebでのリスクについて。最近ではホームページをお持ちの医院はかなり多いと思いますが、業者に丸投げはしていませんか?コピペで簡単に作っている業者もあり、注意が必要です。
 私の実体験では、同じ業者が作ったA医院とB医院で全く内容が同じだけでなく、メールフォームも同じで、A医院宛てのメールがB医院に届く状態だったという事があります。しかしA医院の方も、B医院の方も全く気付いておられませんでした。そんな例もありますし、価格もピンキリ。
 また、一見きちんとしていても、スマホ非対応や、Googleの規定に沿っておらず評価されないなど、高いお金を払っていても効果がないことも。よくわからないからと丸投げせず、複数見積もりや自分でも確認をすることはお忘れなく。
 他にはGoogleに勝手に書かれる評価に対して、返事や削除依頼を出したり、写真や情報を修正したりできるサービスがあります。Googleのマイビジネスというところから登録すれば無料で利用できます。有料で写真を載せて集客アップ!などと電話をしてくる業者もありますが、まずはGoogle附属の無料サービスから利用してみてはいかがでしょう。
 最後にご連絡を。ふくおか女性歯科医師の会は今年4月12日(日)に協会地域医療部が開催する「医療・介護フォーラム2020」を後援させて頂く事になりました。「“生きる”を支える」をテーマに社会保障や介護など、幅広い分野のお話が聞けるようです。一般の方も参加可能な参加費無料の市民公開講座です。ぜひご参加お待ちしています。
 

野田恵美・記(№124.2020.3)
 

 

 呑んでいろいろ忘れます

 
 年の瀬も迫った12月7日、薬院のおしゃれなイタリアンレストランに、たくさんの女性歯科医師が集まりました。
 たしか2、3年前の忘年会では、帰りに雪が舞っている中、タクシーが つかまらず、凍えそうになりながら半べそかいていた記憶がありますが、今回は暖冬でいい夜でした。
 まずは事務局の七里さんが協会の活動や連絡事項を報告。いつもながらはきはきと端的に情報を提供してくれます。丁寧にかつ迅速に対応していただき、協会事務局の方々には本当に助けられております。
 その後は、昨年9月に無事出産されたМ先生へ、皆からお祝いの拍手が飛び交い、М先生からひと言報告をいただきました。3人目の女の子や上のお姉さんたちの話や家事の話をお聞きしましたが、ご主人が本当によく家事に参加されていて、先生もゆとりをもって子育てと仕事を両立されているようで、感心しっぱなしでした。
 また、今年の七夕トークの講師に、冲本公繪(おきもと・きみえ)先生のご推薦のお話がありました。私は出身大学が九州ではなく、恥ずかしながら最近まで沖本先生を存じ上げませんでした。しかし、知り合いの勧めもあり、先日の冲本先生の講演会に出席し、その前向きに生き抜く強さと優しさに驚愕したところでした。このお話が進めば、今から歯科医師を目指す方や私たち現役世代だけでなく、歯科とは関係ない方もきっと明日を生きる力をもらえるのではないでしょうか。
 U先生からは、医院ホームページの作り方セミナーのご提案がありました。業者に高いお金を払わずに、自力でできるウェブサイト編集の方法・検索エンジン対策・安いサーバー業者の選び方などを、ご自身の経験に基づいて解説したいとのこと。ぜひ開催していただきたいです。
 すみませんが、お酒も回り、このくらいしかはっきり覚えておりませんので、この辺りで失礼いたします。どうぞ皆さま良い一年になりますように!
 

合原順子・記(№123.2020.2)
 

 

 ネット予約サイトの営業電話撃退法から 点数改定前のネガティブキャンペーンなど

 
 11月18日、肌寒い秋の夜、午後8時より協会会議室でふくおか女性歯科医師の会が行われました。参加はいつもより少し少ない6名でした。
 患者さんから「年内は最後だと思いますので、よいお年を」と言われ、もう年末年始か!!と1年が歳を重ねるごとにどんどん早くなっていくのを感じています。
 12月といえば、忘年会です。どこのお店にしようか熟考に熟考を重ね、ようやくお店が決まりました。昨年は和食だったので、今年はイタリアンです。忘年会のみご参加される女性歯科医師の先生も実は多くいらっしゃるので、ご興味のある方は、ぜひ事務局へご連絡ください。今年は12月7日ですので間に合いませんが、来年事前にお知らせいたします。
 歯科医院を開業していると、営業の電話が多くかかってきませんか?当医院はスタッフも少ないので、私が医院の電話に出ることが多いのですが、院長をお願いしますといわれると、「院長はもう帰宅しました」とか適当なことを言って電話を切ります。スタッフには「営業の電話はお断りするように言われております」と電話口で言ってもらうようにしています。
 ナンバーディスプレイでしたら、03や06、0120、0800ではじまる電話はほぼ営業の電話です。何度もかかってくる営業電話には、迷惑電話設定で対応しています。最近インターネット予約サイトから営業の電話がかかってきて、と話が出ると、茶話会に参加している全員が経験済でした。上手に利用できている先生もいらっしゃるのでしょうが、契約後の苦労話も聞くことができ、やはり一長一短はあるのだと思います。
 西日本新聞朝刊に、「訪問歯科 業者に丸投げ」というショッキングな記事が掲載されたのは11月14日でした。実際に訪問診療をしていない歯科医院に「先生は何もしなくてすべてこちらで準備しますので」という内容の営業電話がかかってきた、と聞いたことがあります。しかし、点数改定時期の前ってネガティブな記事が出ることが多くないですか?
 

小石裕子・記(№122.2020.1)
 

 

 福祉の現場は難問が山積み

 
 10月24日(火)の茶話会は参加者4人と、いつもより少なくこじんまりとしたものでした。寒さも増し、年末も近づいてきています。今年は12月23日が休みでないため、気分的にいつもよりせわしない年末になりそうな気がしますね。
 女性歯科医師の会でも恒例の忘年会の日程決めをしました。普段から仕事に家庭にと忙しい私たち、なかなか皆が集まれる日程がないのが残念ですが、美味しいお酒とお料理とともに、楽しいトークで盛り上がろうと思います。
 さて、10月13、14日に大阪で行われた第34回保団連医療研究フォーラムで、女性歯科医師の会のメンバーが「生活保護受給者が介護施設に入居する場合の問題点」について発表して下さいました。質問も多く、時間切れになるほどだったということで、皆さんの関心の高さがうかがえました。
 実際に介護施設に入居している生活保護の方に実情を伺ったところ、その方は必要な費用を差引き、月に自由になるお金は7000円ほどだそうです。
 そのお金は、ほとんど食べ物に消えるとの話で、QOLは高くないと感じました。ただ年金受給している方も介護度が上がると費用も上がり、年金では足りず追加で家族が多額の費用を負担されているなどの場合もあり、福祉の現場では難しい問題が山積みのようです。
 さらに、高齢者だけではなく子どもにも手当てを手厚くしていかないと日本の未来はないという声もあがりました。10月からは消費税も増税されましたが、正しい使い道となるよう人任せにせず自分たちで考えていく必要を感じました。
 ふくおか女性歯科医師の会の茶話会、ご興味おありの方は是非ご参加下さい。
 

宮﨑玲子・記(№121.2019.12)
 

 

 お茶する気分で一度ご参加ください

 
 ふくおか女性歯科医師の会では、毎月1回、診療後の夜8時から協会会議室に集い、日々の出来事や協会の催しについて話し合っています。
直近では、9月25日(火)に世話人会が行われ、望年会の日程を考えたり、「画像診断用機材は高額にもかかわらず、コンピュータの更新で入れ替えを余儀なくされてしまう」など様々な悩みについて意見交換したりしました。
 12月1日(日)に協会が行う、宮成なみさん(料理研究家)の市民公開講演会「人生を豊かにするレシピ」を、ふくおか女性歯科医師の会として後援することも決定しました。
 私自身も参加してからまだ日は浅いのですが、色々な世代の女性歯科医師とお話しする機会ができて、とてもよかったと思っています。
歯科医師の仕事をしながら、家庭人としての役割、歯科医師会の仕事をこなしている多忙な私達の疑問や悩みを、同じ立場で話し合える集いはとても有意義であると感じています。
 歯科医師という職業を選び、その仕事に充足感や幸せを感じつつも、スタッフの確保・教育・待遇の問題、経営のこと、代診の求人方法、カルテ・レセプトの記載の方法等、迷うことは数知れず。女性単独で開業しているケースも増えており、1人で悩まれている方もおられるかもしれません。
 いきなり協会の会議室にひとり参加するのは敷居が高く、躊躇なさるかもしれませんが、協会に電話をくだされば、事務局からメンバーの方々に紹介させていただきます。
すぐに打ち解けること請け合いです。お茶する気分で一度ご参加ください。女性歯科医師のメンバー(仲間)を増やして、悩みを共有し、解決していけたらと思います。
 迷っている貴方、一度おいでください。お顔を見せてくださいね。
 

荒木房枝・記(№120.2019.11)
 

 

 愚痴でも相談でも……茶話会へご参加を♪

 
 あいにくの雨模様の中、他の会議と重なった事もあり、8月20日の茶話会は5名+会長の少数開催でした。
 今回のメインテーマは七夕トークの総括です。総括、なんて言うとちょっと会議っぽいですが、実際は参加できなかった先生に、参加者が内容を思い出すままに話したり、アンケートのご意見をもとにトークを振り返ったり。
 明日から実践できるな内容だったので、世話会メンバーも各々やりやすいことから実践しているようです。
 特にえごま油のパウチは1回分ごとにパックされていて、いつでもどこでも新鮮な状態で簡単に使えるので、トークに参加された皆様も取り入れている方は多いのではないでしょうか。
 アンケートでも「明日から使える!」な内容なのが好評だったので、来年も何かないか検討を始めました。やはりアンチエイジングや美容、ダイエットは人気のテーマのよう。
 この先生の話が聞きたい!というご意見がありましたら、ぜひリクエストお待ちしています。
 また、今回43名のご参加を頂きましたが、とってもいいお話だったので、もっとたくさんの方に聞いて頂きたいと毎回思います。日曜昼ではなくこの時間帯なら参加しやすい、などご要望がありましたら、そちらもご意見頂けると嬉しいです。
 10月からようやく金パラ点数改定で保険価格が上がるようです。とはいえ、実勢価格の上がり方がハンパないので、まだまだ全然足りていませんが…(今の保険価格ですでに足りていないので、10月には差がどれほどになるやら)。しかし前回4月にあんなに価格差がついていたのに保険価格が上がらなかった事を考えると、今回、上がっただけマシというところでしょうか。頭が痛い問題はこれからも続きそうです。
 そして、今回をもって世話人ブログは閉鎖することになりました。これまでありがとうございました。愚痴でも相談でも雑談でも、話してストレス発散したい方、茶話会へのご参加、お待ちしています♪
 

野田恵美・記(№119.2019.10)
 

 

 保団連夏季セミナー報告から 出産時手当、育児給付の面倒な手続きなど

 
 7月22日月曜日の茶話会は、セミも鳴きはじめ、じっとしていても暑さを感じる真夏日でした。女性歯科医師の皆さんも軽やかな夏の装いです。
 冷房のきいた会議室にいても、水玉模様やレースの布に季節感を感じられるのはいいな、と思います。その方らしい自由な服装で参加できることも、茶話会の魅力です。リラックスした雰囲気でゆるゆると始まります。
 まずは7月28日(日)の七夕トーク「食べて若返る、美肌アンチエイジング食」に向けての最終確認。
 今のところ参加予定人数は40名。男性や歯科関係ではないお知り合いの参加も大丈夫とのことで、より多くの方にご参加いただけるよう、お声掛けがありました。
 次に、保団連夏季セミナーに参加された先生からのご報告がありました。
 ランチ交流会では、女性医師、女性歯科医師が具体的に男女差別を受けた経験に話が及び、医科の先生が、卒後の進路を選択する際に女性が外科へ入局するのが困難であった、という経験を語られたそうです。
 その報告を受けて「女性は体力がなく、出産子育てに休みをとらなければならないから、大変な仕事は務まらない」とした扱いを受けることについて、私たちも意見交換を行いました。人員配置がうまくいっている病院ではしっかりと休みが確保できている例があるので、女性を排除しなければならないほどの体力勝負で仕事をこなさなければならない職場は、体制の見直しが必要な職場なのではないか、という意見が出ました。
 出産と育児の話は、毎回自然とよく話題に出ますが、今回は出産時手当と育児給付についての話を興味深く聞きました。出産時手当は社会保険から、育児給付は雇用保険から出ることすら知りませんでした。
 特に育児給付の手続きでは雇用主側と職員の両方の捺印が必要な書類を定期的に提出する必要があり、手続きがやや面倒であるとのこと。
 個人の診療所で実際にスタッフの育児給付の手続きを負担に感じていた先生のお話と、出産を控えて勤務先の院長に手間をかけてしまうと気遣う勤務医の先生のお話との、両方を聞くことができてよかったです。
 女性歯科医師の皆様、毎月の茶話会へ、どうぞご参加ください。
 

安部愛子・記(№118.2019.9)
 

 

 保険会社からの開示請求、どう対応する?

 
 
 6月17日(月)の女性歯科医師の会の世話人会は、7月28日(日)に迫った第18回七夕トークの役割分担の話し合いが行われました。
 その後、歯科医院運営で経験した出来事や、患者対応、対外対応など、多くの話題が提供されました。歯科医師として、人ごとではない興味深い内容に、つい話し込んでしまいました。
 個人的にたいへん勉強になったのは、ある保険会社から、通院患者さんに以前発行した請求書の開示を求める書類が届いた事例です。保険会社から、請求書、診断書、レントゲンなどへの開示請求があった場合、歯科医院側は時間も手間も書類の発送といった費用もかかるわけですが、今回参加した先生の中には、無償で書いて差し上げていた方もいらしたようです。
 書類作成にあたり歯科医師の時間を使うという点、診断・治療をしたことでその歯科医師に責任が発生する点を考慮すれば、何らかの設定した手数料を請求するのは妥当ではないかという意見が出ました。大手保険会社の場合、会社から病院側に払う資料開示手数料に、相応の設定があるようです。
 しかし、そういった設定がない保険会社もあり、一方的に資料請求するケースもあります。そういった場合、歯科医師側から会社へ一定の手数料を請求する旨を説明する必要があるとのことでした。
 患者対応の話題も出ました。認知症と独特な思考に偏重した患者さんの対応に苦慮した少し怖い話も紹介されました。
 待合室で威圧的な態度をとる患者さん、歯科医師が男性か女性か、性別で対応を変える患者さん、高圧的態度で要求の多すぎる患者さんの中には、他の通院患者さんの診療にも悪影響を及ぼす方もいます。
 場合によっては、初診の段階で患者さんへの対応を見極めて、診療を極力1回で終わらせる、その方にあった他院を紹介するなどの対策をとることも必要とのことです。危機的状況への対策として、院内での110番の合図を決めておいたほうがいい、といった話も出ました。
 その他、Googleにおける、施設のクチコミ評価は不平等ではないかという話が出ました。匿名であることは忌憚のない意見を自由に書けるというメリットがある一方、無関係の第三者が、ゲーム感覚で無責任に書き込める状況でもあります。悪意をもって攻撃されても避けられないうえ、万一の「ネット炎上」が怖くて反論するのも困難です。
 いまどきの歯科医師が相手にするのは、目の前の患者さんだけではないのかもしれません。「見えない」「知らない」誰かに、気をつかって仕事をする時代なのでしょうか。
 

大石めぐみ・記(№117.2019.8)
 

 

 「居心地の良い会」or「問題解決型の会」

 
 5月30日(木)に女性歯科医師の会世話人会が行われました。「久しぶり~」と最近忙しさにかまけて出席が滞っていた上に遅れてきた私に、集まっていた先生方はいつものように笑顔で迎えてくれました。
 まずは小石先生から東京での保団連女性部会の報告です。保育士の給料がなぜ上がらないのか、その根本的な原因に国の定める保育士の配置基準があるのではといった議論があがったそうです。現行の基準では正常な保育に無理があり、無理を補うためには人員が必要で、そのしわ寄せが給料低下に表れてしまっているようです。これは私たちの仕事と無関係ではありません。働く親御さんたちが安心して子供を預けられる環境を整えることが、多くのスタッフを確保できることと直結するのではないでしょうか。
 また、昨今話題となった医学部の男子、現役生の合否優遇措置について、その傾向は過去のデータをもとに考察すると、地方よりも都市でその傾向が強く出ているようでした。実際、医学部を目指していた私も今回の露呈した事実を耳にした時、少なからず不快な思いをしました(私の場合実力不足ですが…)。いろいろな現状をふまえての結果、そうなったのだとしても、やはりフェアではないですね。せめて女子は何割しかとらない等の公表が欲しいと思います。ただ、早速今年の入試結果は多くの大学で過去と違う結果になったようですし、今後益々女性が幅広く、長く勤められる環境が整うことが必要なんだと思います。
 最後に、大崎先生から温かいお言葉が。
 「この会について、男性の先生の中には『会議なの?』と言われる方もいらっしゃるけど、女性歯科医師の会では何も決まらないのがすごいと思うんだよね。男は問題解決型で何でもすぐに結論を出そうとする。ここでは何だかあれやこれやと話が弾み、それでもいつの間にかちゃんと決まってる。それでいいんですよ。これからは男社会の目線でやり続けるのは無理なんだから」。
 なんと柔軟な考え方をしていらっしゃるんだと驚いていると、参加者からは「男性にはわからないかも…」というつぶやきが聞こえてくるのでした。
 

合原順子・記(№116.2019.7)
 

 

 連休前日、大いに語る

 
 4月の女性歯科医師の会は、4月26日に行われました。GWの前日だったせいか、少なめの世話人5人と大崎会長とで美味しいコーヒーとチーズケーキをいただきながら、始まりました。話題はいつも通りバラエティに富んでいました。
 バイトを掛け持ちしている先生は、雇用保険に入ってないので、産休の時には保障が何もなくなるとのこと。
 私も矯正医なので、開業前は幾つかの病院を掛け持ちしていました。が、やはり雇用保険もなく、歯科医師国保も社保もなく、出産の時は何も保障がなかったです。私の時と何ら変わっていなくて、何とかならないのかなあと思いました。
 私たち開業医にとって本当に人事は難しい問題です。スタッフを雇っても3年続けばいいほうで、1年とか半年で辞める人も多く、なかには辞める時にSNSで不満を暴露して辞める人もいるらしく、困った時代になったものですね。
 後半は、口臭や、歯周病に効く酵素やアロマ、ジスロマックの話になったりしました。
 4月19日に放送されたTNC「ももち浜S特報ライブ」は皆様観ましたでしょうか。金パラの逆ザヤ問題ですね。これを観て、このまま逆ザヤが放置されれば自費を勧めるしかないとか、患者さんはそういう医院を避けたりしないか、など色々意見が出ました。
 4月23日の「レディース有吉」という番組によると、東京は1時間でホワイトニングが6万円とか。出演していた芸能人は「1時間で歯が白くなるのなら安い」と言っていたそう。東京は自費治療が多いみたいですね。
 東京には中国から団体客が来て、日本で歯科治療を受けて帰るそうで、そういうツアーまであるようです。福岡にも中国からわざわざスケーリングとステインオフに来院される患者さんがいますね。
 あとは、マイルの話になりましたが、私は去年から飛行機には乗っていないので、サファイヤクラス?やダイヤモンドクラス?とかの話についていけなくて。
 私も早く、教育費から解放されて海外旅行に行きたいです。まだまだたくさん話があったのですが、続きは次回のお楽しみ。
 女性歯科医師の会、ぜひご参加ください。
 

吉村富美・記(№115.2019.6)
 

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